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さらにこの研究によれば・・・。通常、流線形フォルムを流れる水や空気は、その輪郭に沿っては流れ去らず、「最大厚み点(胴体の一番太い部分)」を過ぎると輪郭から剥がれて“乱流”を形成し、それはそのまま大きな抵抗と化す。
ところがマグロの胴体は「最大厚み点」がかなり後ろにあるため、たとえ“乱流”が生じても、それを胴体で引きずる距離が通常より短いために抵抗が少ない。つまり流れは、ほぼスムーズに輪郭を流れ去る。だからマグロは速く泳げる、とされている。
理想の流線形とは、「最大厚み点」が後方に位置しているフォルムのことであった。
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デルナー天秤、そしてタングステンデルナー天秤のディティールは、ズバリこのマグロ体型を採用した。飛距離を最重視するためである。
“天秤オモリ数あれど、一番飛ぶのは一体どれなのか・・・”
トップキャスター達が長年抱いてきた疑問には、デルナーが答えを出す。
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飛行中の天秤オモリが受ける空気抵抗とは、一体どれ程のものなのか・・・。
それを最新コンピュータによって解析した結果、驚くべきデータが得られた。
以下がKAISO型とデルナー型、そしてKAISO天秤・デルナー天秤・タングステンデルナー天秤各27号の比較である。
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実験1 エネルギーロス比較 …デルナー型はエネルギーロスが極小
まずは、オモリの飛行エネルギーが抵抗によってどう変化するかを解析。色が赤に近いほどエネルギーロスが大きいことを示している。デルナー型はエネルギーロスが極めて少ない形状のため、赤い部分が無い。
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実験2 空気の流れ比較 …デルナー型は乱流を引きずりにくい
つぎに、飛行しているオモリ表面の空気の流れを解析した。
白い部分の多さが「乱流」を引きずっている距離、つまり抵抗の大きさを表している。
KAISO型に比べてデルナー型は、エネルギーロスが極めて少ない形状のため、空気の流れがオモリ表面に沿ってスムーズに流れ去っているのが一目瞭然である。
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実験3 Cd値比較 …デルナー型はKAISO型の約半分
Cd値とは、前に進もうとするものを押し戻す抵抗の値で、形状から導かれる数値のため、同じデザインであれば、サイズが変化してもごく近い値となる。
結果は表の通りだが、この記録を仮にKAISO型を100とすると…
…ということになり、デルナー型のCd値は、KAISO型に比べて約半分という歴然とした差がついた。
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実験4 空気抵抗比較 …デルナー天秤比17%減
そしていよいよ空気抵抗の測定である。
この解析は、物体の実寸が数値に大きく関わってくるため、それぞれ実際の27号を使用した。

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左より KAISO天秤、デルナー天秤、タングステンデルナー天秤 すべて27号
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この結果もKAISO天秤27号の数値を100としてパーセンテージに置き換えると、以下のようになる。

すなわちタングステンデルナー天秤27号が飛行中に受ける空気抵抗は、
● KAISO天秤27号と比べて39%低く、
●デルナー天秤27号と比べても17%低い。
ということになり、空気抵抗の低さにおいて、従来KAISO型と比べた場合のマグロ形状の優位性と、同じマグロ形状でもデルナー天秤より30%コンパクト化されたタングステンデルナー天秤の優位性が科学的に実証された。
あとは、この限界を超える飛びをサーフで実際に体験されたい。
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