Last update 2006/9/25 


タングステンデルナー天秤



for FINALIST



高比重メタル タングステン合金採用
先行発売の27号に続き、タングステンデルナー天秤が全号数ラインナップ。
デルナー天秤で培った形状理論を高比重のタングステン素材に導入。それにより、デルナー天秤よりも体積で約30%のコンパクト化を達成。その卓越した空力特性とダウンサイジングにより、まさに限界の飛びを実現しました。
しかもFUJIのこだわり「キャップ式」の採用により、サビキ時の軽さも抜群。天秤のバランスも含め、究極の実釣性能を追求しました。
理論と徹底したフィールドテストの融合から生まれたタングステンデルナー天秤は、まさに「青い稲妻」。その圧倒的な性能が、投げ釣りの新たな扉を開きます。




オモリ部に、これまでの鉛に代わってタングステン合金を採用することで極限のコンパクト化を達成。その結果、飛行中に受ける空気抵抗はデルナー天秤比17%減という驚異的な数値を記録し、まさに限界を超える飛びがここに実現しました。
ブルーメタリックカラーのキャップも、ひときわ鮮やかです。


天秤の長さ比較
勝つための投げ釣りに最も適した天秤の長さとは…この分析から割り出された
デルナー天秤の「150mm」を継承!




TDO

25号
27号

30号

33号
1個入
2,100円
2,300円
2,500円
2,700円

 キャップカラー:ブルーメタリック

オモリ部に、鉛と比べて高比重で、環境にもやさしい
タングステン合金を採用しました。

価格はメーカー希望小売価格です。
消費税は含まれておりません。










フジ史上最高の飛距離

“投げのFUJI”といわれる富士工業。その長きに渡る天秤オモリの開発史上で最高の飛距離を記録したデルナー天秤のデビューは2002年。それまで抜群の性能を誇ったKAISO天秤をさらにパワーアップさせるべく、水中の最速動物「マグロ」のフォルムを採用したこのデルナー天秤がサーフキャスティングシーンを一新したのは、まだ記憶に新しい。
そして2005年、理想の流線形であるマグロ形状はそのままに、高比重タングステン合金を採用することで、デルナー天秤比約30%のコンパクト化を実現した「タングステンデルナー天秤」が、遂にその全貌を現わした。

マグロ=デルナー天秤

マグロが泳ぐ速度については諸説あるが、ふつうは時速80〜90km、特に身の危険を感じた時には最高時速160kmで泳ぐとも言われている。水という抵抗の壁をものともしない驚異的な泳力の秘密は“フォルム”にあり、マグロの体型は理論上、ほぼ理想的な流線形であるという。
では、天秤オモリの場合はどうか。その飛距離の優劣は、空中での勝負となる。水と空気を比べれば、粘性は水のほうがずっと高く、抵抗も大きい。とすれば、水中での理想形は、イコール空中での理想形・・・と果たして言えるのか?その答えを解くカギとして、ある高名な学者による興味深い研究がある。それは、マグロの体型と、NASAが研究発表したロケットの“翼”の形状がほぼ一致していた、というものである。ロケットといえば、飛行物体の中でも極限の抵抗を負うもの。水中と空中、自然体と人工体。この一致には、驚くほかない(右図)。


マグロの図
マグロな理由
さらにこの研究によれば・・・。通常、流線形フォルムを流れる水や空気は、その輪郭に沿っては流れ去らず、「最大厚み点(胴体の一番太い部分)」を過ぎると輪郭から剥がれて“乱流”を形成し、それはそのまま大きな抵抗と化す。
ところがマグロの胴体は「最大厚み点」がかなり後ろにあるため、たとえ“乱流”が生じても、それを胴体で引きずる距離が通常より短いために抵抗が少ない。つまり流れは、ほぼスムーズに輪郭を流れ去る。だからマグロは速く泳げる、とされている。
理想の流線形とは、「最大厚み点」が後方に位置しているフォルムのことであった。
マグロの図
脅威の飛距離を生む理想の流線型
フィルムの比較
デルナー天秤、そしてタングステンデルナー天秤のディティールは、ズバリこのマグロ体型を採用した。飛距離を最重視するためである。
“天秤オモリ数あれど、一番飛ぶのは一体どれなのか・・・”
トップキャスター達が長年抱いてきた疑問には、デルナーが答えを出す。
極小の空気抵抗を科学で実証
飛行中の天秤オモリが受ける空気抵抗とは、一体どれ程のものなのか・・・。
それを最新コンピュータによって解析した結果、驚くべきデータが得られた。
以下がKAISO型とデルナー型、そしてKAISO天秤・デルナー天秤・タングステンデルナー天秤各27号の比較である。
実験1 エネルギーロス比較 …デルナー型はエネルギーロスが極小
まずは、オモリの飛行エネルギーが抵抗によってどう変化するかを解析。色が赤に近いほどエネルギーロスが大きいことを示している。デルナー型はエネルギーロスが極めて少ない形状のため、赤い部分が無い。
エネルギーロスの比較
実験2 空気の流れ比較 …デルナー型は乱流を引きずりにくい
つぎに、飛行しているオモリ表面の空気の流れを解析した。
白い部分の多さが「乱流」を引きずっている距離、つまり抵抗の大きさを表している。
KAISO型に比べてデルナー型は、エネルギーロスが極めて少ない形状のため、空気の流れがオモリ表面に沿ってスムーズに流れ去っているのが一目瞭然である。
エネルギーロス比較
実験3 Cd値比較 …デルナー型はKAISO型の約半分
Cd値とは、前に進もうとするものを押し戻す抵抗の値で、形状から導かれる数値のため、同じデザインであれば、サイズが変化してもごく近い値となる。

抵抗値の比較

結果は表の通りだが、この記録を仮にKAISO型を100とすると…

…ということになり、デルナー型のCd値は、KAISO型に比べて約半分という歴然とした差がついた。
実験4 空気抵抗比較 …デルナー天秤比17%減
そしていよいよ空気抵抗の測定である。
この解析は、物体の実寸が数値に大きく関わってくるため、それぞれ実際の27号を使用した。
抵抗値の比較
抵抗値の比較

左より KAISO天秤、デルナー天秤、タングステンデルナー天秤 すべて27号
この結果もKAISO天秤27号の数値を100としてパーセンテージに置き換えると、以下のようになる。

すなわちタングステンデルナー天秤27号が飛行中に受ける空気抵抗は、

● KAISO天秤27号と比べて39%低く、
●デルナー天秤27号と比べても17%低い。

ということになり、空気抵抗の低さにおいて、従来KAISO型と比べた場合のマグロ形状の優位性と、同じマグロ形状でもデルナー天秤より30%コンパクト化されたタングステンデルナー天秤の優位性が科学的に実証された。
あとは、この限界を超える飛びをサーフで実際に体験されたい。