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SHOP ~INTERVIEW~

ルアーショップ
擬似餌屋

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今回の取材先は、福の神とされている えびす神社の総本山 「西宮神社」と「福男選び」で、有名な兵庫県西宮市が舞台。

まだ肌寒さの残る金曜日 JR西宮駅のロータリーで待っていると1台のSUVカーが、入ってきた。

運転席から、いつもの笑顔で降りて来たのは、「ルアーショップ 擬似餌屋」代表の青木 哲(アオキ サトシ)さんだ。

挨拶もほどほどに助手席に乗らせていただき、今回の取材のお礼を言うと「昨晩、九州から戻って来たので、ちょうど良かったです 」と青木さん。

そう、青木さんは、国内バストーナメントの最高峰であるJB TOP 50のトーナメントプロなのだ。

青木さんに九州からの移動距離を伺うと「九州の遠賀川からでしたけど550㎞ですね。先週は、河口湖から450㎞走って西宮に帰り、翌日には遠賀川に向かいましたから、約2週間で2,000㎞ほど走っています」と答えてくれた。

バスプロが、過酷なトーナメントトレイルをするのは知っていたが、想像をはるかに超えた走行距離に唖然とする。

 

 

 

そんな会話をしていると国道2号線沿いにある「ルアーショップ 擬似餌屋」に到着した。

青木さんに案内されながら店内に入ると、一番奥のレジ横にいた擬似餌屋の番頭さん 武士(タケシ)店長が、満面の笑顔で出迎えてくれた。

ルアーショップ 擬似餌屋を一言で表現するなら、昔懐かしいバスプロショップを絵に描いたような「入った瞬間にワクワクする店」が、しっくりくる。

店内には、青木さんが実践で培った経験をもとにセレクトされた最新のバス用品が、所狭しと陳列されている。

また、店内の一部にはお客様のリールメンテナンスやチューニングにも応えてくれるスペースを完備している。

 

 

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一通り、店内を撮影させていただいた後に2階にある青木さんの工房にご案内いただくと そこには 『秘密基地』 があった。

 

 

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トーナメントに勝つ為の道具類やガチンコ勝負で勝ち得た優勝盾、一方ではお客様を迎えるソファーがあり、“緊張とくつろぎ”が共存する不思議な空間がひろがっていた。

秘密基地のさらに奥にある小部屋に通していただき、今回のインタビューが始まった。

青木さんにルアーショップ擬似餌屋を営むきっかけについて質問を投げかけてみた。

 

「この店を営むようになったのは、同じ釣具店での出来事がきっかけです」と言い、当時の出来事を青木さんは語ってくれた 「1990年代後半は、バスブーム全盛期で、琵琶湖では、ディープクランクを使った釣りが流行っていた時代でした。 ある小学生が、ディープクランクを手に取りレジに向かったのですが、その釣具店の店員さんは、小学生に何も声をかけずに会計を済ませてしまったのを目撃したのです。 おかしいですよね。 いくら流行っていても琵琶湖から遠く離れた土地、ましてバスボートでの釣りがメインなのに小学生にディープクランクを売ってしまうのは!」と青木さん。

 

たしかに青木さんがおっしゃる通り、けっして安くないディープクランクをおかっぱりで使えば、すぐ根がかかりしてしまい、小学生がガッカリする姿は容易に想像がつく。

その後も青木さんは語ってくれた「そんな出来事に遭遇した時に もし自分が店員だったら、『小学生にちゃんと声をかけ、最適なシャロークランクを薦めることが出来たのに』と思ったのです。それと同時に、“もっと釣りが楽しくなる” “ちゃんと道具の説明が出来る釣具店”があっても良いのでは? と瞬間的に思ってしまったのです」と振り返る。

当時、青木さん25歳の出来事となり、その後、間もなくしてオープンした「ルアーショップ 擬似餌屋」は、今年20周年の節目を迎えるという。

「20年はあっという間でしたね。皆さんに支えていただいて、ここまでやってきました」と非常に謙虚な青木さんであるが、有力釣具量販店が、ひしめく関西エリアにおいて、20年という節目は、簡単に語れない偉業である。

さらにインタビューを続けると青木さんには、5つの顔があることがわかった。

 

 

1.ルアーショップ 擬似餌屋 代表

2.JBトップトーナメンター

3.琵琶湖のバスプロガイド

4.ロッドビルダー

5.リールメーカー(G-nius project) 代表

 

 

以前より、青木さんと話していて感じていた「トーナメンター特有の喜怒哀楽が、おもてに出てない穏やかな人柄」の理由が、これでわかった。

勝負の世界で戦うトーナメンターは、良い意味で喜怒哀楽がおもてに出やすいというが、

青木さんは、いつも穏やかに接してくれ、難しいテクニックも誰にでもわかり易く説明してくれるのは、釣具店を営むきっかけとなった出来事やこの5つ顔を持つ所以であるとわかった。

インタビュー冒頭で、ルアーショップ 擬似餌屋の由来と青木 哲(アオキ サトシ)さんの人柄がわかったところで、4番目の顔であるロッドビルダーとしての青木さんに迫ってみた。

「擬似餌屋では、カスタム・修理のすべてお受けしています。 特にカスタムにおいては、この部屋で、お客様の要望を直接お聞きし、まずスケッチブックに仕様を書き込み、その要望に近づけるようにアドバイスしながら、実作業に入るように心掛けています」と説明してくれた。

 

 

 

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なるほど、スタイルは違うが、ゆっくり腰掛けてお客様の要望を聞き、培ったノウハウをアドバイスしながら、世界唯一のカスタムロッドに仕上げる姿勢は、イギリス紳士服のスタイルである「仕立て屋のテーラー職人」を想像させる。

「擬似餌屋に依頼をいただいたカスタムロッドには、既存パーツをそのまま組み上げて使用することはありません。グリップ素材においてもチューニングした旋盤で、お客様にとって最適な形状を会話の中から導き出し具体化し、より快適な釣りに繋がるようにしています」

 

 

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どんな形状にも対応する旋盤                お客様の要望を具体化したロッド

 

 

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青木さんの拘りの詰まったロッド

 

 

 

ロッドビルダーとしての青木さんの拘りをお聞きしたが、ルアーショップ 擬似餌屋の雑誌広告には、「釣り人を遊びの天才に」と記されている。

まさにこのキャッチコピーのようにお客様の要望を青木さんの手により、進化した釣具とすることで、「釣り人を遊びの天才にしたい」という強い信念を感じとることが出来た。

また、青木さんの得意分野は、「釣具の開発」というように実践で培った経験を製品化し、みんなの釣りをサポートして来たことが、ルアーショップ 擬似餌屋 20周年という歳月をここ西宮の地で築き上げてきたことが、確認出来たインタビューとなった。

 

 

 


 

 

ルアーショップ  擬似餌屋

http://gijieya.shop-pro.jp/

 

・住所 〒663-8114 兵庫県西宮市上甲子園4丁目1-2

・TEL 0798-23-7070(ニーサンナナマルナナマル)

・FAX 0798-23-7070

・営業時間 12:00~21:00

・定休日 日曜日

 

 


 

(お店のひと言)

JB TOP50メンバーの青木 哲(アオキ サトシ)が営むバスプロショップです。

5つの顔を持つ青木さんが、柔軟な発想から生み出した“こだわりのオリジナル製品”は、必見です。カスタムロッドは、2階の秘密基地であなたの要望を伝えてみて下さい。もしかすると青木さんから、今までのロッドの概念を覆すような耳より情報が聞けるかもですよ!

ルアーショップ 擬似餌屋のトップトーナメンターは、西宮神社を走り抜ける福男と同じくあなたに「福」を呼び込んでくれます。

ぜひ、青木さんの6番目の顔、福男に会いに来てみて下さい!

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