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概要

Fuji Rod Craft 2019

ロッドコンポーネントのメンテナンスフィールドでのガイドメンテナンスは…RCMリングクリーナー※詳細は小売カタログをご覧ください。釣行後のお手入れについて釣りから帰ったら…ロッドと一緒にお風呂に入りましょう!海水・淡水を問わず、釣行後は必ずロッドを洗浄し、お手入れをしてください。ロッドコンポーネントを腐食や変質から守るとともに、破損個所の発見や不具合の確認にもなります。特に海で使用したロッドコンポーネントは、塩分も取り除く必要があるため、人体に熱くない程度の「お湯シャワー」で洗うことをお薦めします。1スポンジや柔らかい布を使い、中性洗剤や固形石鹸などで洗います。2リングには目に見えない砂などが付着していることがあり、これによってラインが傷つく恐れがあるので、淡水用ロッドであっても、リングもよく流しましょう。3パイプシートプレートシートともに、リールは必ず外してから洗いましょう。砂が入り込むと不具合の原因となりますので、スライドフード部とスライド部は特によく流しましょう。4スライド部分や回転部分、そして金属部分は特に念を入れて洗いましょう。コマセもよく洗い流してください。腐食、悪臭の原因となります。※頑固な汚れには歯ブラシなどを使います。※リールを装着したまま放置すると、腐食・固着の原因となります。5洗い終えたら、よく水を切り、乾いた布で水分をしっかり拭き取ってから、風通しのよい日陰で乾燥させます。6乾燥後、ガイドフレームやプレートシート(特に動作部分)などの金属には、シリコン系のオイルを軽く塗っておきます。7特にトップガイドのロウ付け部分は腐食しやすく、青サビも出やすいため、念を入れて塗布しましょう。シリコン系オイル※Fujiチタントップは、フレームはチタン製ですが、パイプはステンレス製ですので、F u j iステンレストップ同様、釣行後のお手入れが必要です。リング割れ処置と防止チェックのしかたラインが妙な切れ方をする、頻繁に切れる…。このような場合、何かの衝撃でガイドリングに入ったキズが原因となっていることがありますので、次の方法でご確認ください。1カッターの刃をリングの内側に当て、グルッと一周させます。もしリングの欠け・割れがあれば、刃がカチッと引っかかります。※この程度カッターの刃を当ててもリングは削れません。2あるいは、ピンと張ったラインでリングの内側をグルッとなぞってみます。リングの欠け・割れがあれば、ラインが引っかかります。※細長くカットした女性用ストッキングをリングに通して調べる方法もあります。現場での応急処置もし釣りの最中にリング割れを発見した場合は、この処置を参考にしてください。ただしこれはあくまで応急処置であることをご理解いただくとともに、これ以後は次の釣行までに必ずガイドを交換してください。ガイドの交換につきましては、お求めの竿メーカー様、小売店様にご相談ください。リングに汚れ、濡れがないことを確認したうえで、割れの箇所に瞬間接着剤を差し、傷を埋めていきます。必ず、傷の上に「盛っては乾かし、盛っては乾かし」を繰り返してください。ご注意Fujiのガイドリングはすべてファインセラミック製です。ファインセラミックは極めて耐久性に優れ、ガイドリングとして最適な素材ですが、落下やぶつけ等により衝撃を与えると、割れることがあります。運搬も含めて取扱いにご注意ください。※当社では、リングのみの交換・販売はしておりませんので、リング割れの場合、フレーム破損の時と同様に、ガイドそのものを交換する必要があります。リング割れ・リング抜け・フレーム破損のトラブルが発生しましたら、お求めの竿メーカー様、小売店様までお問合せください。フレーム曲がりの応急修正不意にフレームが曲がってしまった場合、指でゆっくりと元の形状に戻します。1倒れてしまったフレームを…2ゆっくりと力を入れて元の角度に戻していく。ゆっくり行ってください。急激に曲げたり、何度も曲げると、フレームが折れます。フレームががねじれたり、極端な変形の場合は、ガイド交換の必要がありますので、お求めの小売店様、竿メーカー様にお問い合わせください。- P.21 -