ブックタイトルFuji Rod Craft 2019

概要

Fuji Rod Craft 2019

リング割れ、フレーム変形を防ぐ以下の行為は、リング割れ、リング抜け、フレーム破損を誘発する恐れがありますので、釣行時ご注意ください。転倒・落下踏みつけぶつけルアー、スイベルなどを強く、深く巻き込むジグなどのフックの引っ掛けマルチピースを継ぐ時や抜く時、ガイドに手をかける衝撃※ドア、パワーウィンドーの開閉にも充分ご注意ください。移動時のご注意たとえ小さな衝撃でも、それが一定時間継続すると、ガイドおよびリングはダメージを受け、リング割れ、リング抜け、フレーム破損が起こりやすくなります。車中ではロッドをケースに入れる、ロッドベルトでしっかり束ねる、専用トップカバーを装着するなどしたうえで、安定したスペースに無理なく置く、あるいは車専用のロッドホルダーにセットすることをお薦めします。穂先が折れたら・・・折れた箇所に合う予備のトップガイドと「Fujiホットグルー」があれば、ロッドは短くなってしまいますが、応急処置は可能です。こういう事態に備え、特に遠征には、いまロッドに付いているものより少し太めのパイプサイズのトップガイドを携帯してれば、急場をしのげるかもしれません。※この方法はあくまで応急処置であり、釣行直前または釣行中に起こったトラブルへの対処法とご理解ください。通常は、穂先が折れた時点で、お求めの竿メーカー様あるいは小売店様まで、修理についてお尋ねください。あると便利なFujiホットグルーSGLUE※Fujiホットグルーの詳細・使用法は小売カタログをご覧ください。どこで折れるか事前にはわかりませんが、携行する予備サイズは例えば…予備サイズ2予備サイズ1パイプサイズ（パイプ内径／mm実寸）折れた箇所にトップガイドを付けると、ロッドのアクションは、それまでより硬めになります。穂先が折れた場合は本来、ガイドバランスが以前と変わるため、他のガイド位置も修正が必要です。「Fujiホットグルー」には、パイプサイズが多少、太くても穂先との隙間を埋められる利点があります。※接着強度は応急レベルです。釣りから帰ったら…適正サイズのトップガイドを「二液性エポキシ接着剤」で付けましょう。ロッドが短くなったことでガイドバランスが以前と変わるため、トップガイド以外のガイドも位置修正しましょう。- P.22 -