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概要

Fuji Rod Craft 2019

?ポリ容器と生ゴムシートを加工します。完成品これが塗料の容器になります。カットしたポリ容器ポリ容器の本体をカット。キャップの上部を、円形にカット。真円の生ゴムが手に入らない場合は、キャップの内径に合うようにカット。上部をくり抜いたキャップ生ゴム生ゴムの中心に穴を空ける。穴の大きさの目安は、穂先径の6割くらいです。この目安を参考に千枚通しを使うか、または求める穴の大きさに合う縫い針を使うかを決めます。ご注意手が荒れないようゴム手袋をご着用ください。千枚通しの先を加熱する。※ヤケドにご注意ください生ゴムの中心に、垂直に刺す。ご注意縫い針をご使用の際は、ヤケドをしないよう革手袋、ペンチをご使用ください。穴が空いたら生ゴムをシンナーに漬け、穴の周囲に残ったゴミや表面の部分を指でこすって洗います。シンナーに漬けると、生ゴムは一度大きくなりますが、やがて元の大きさに戻ります。出来た3つを組み合わせると、塗料容器の完成です。?塗料を作ります。塗料を計量カップに入れ、よくかき混ぜる。?ブランクを万力にセットします。穂先を上にして、ブランクを万力に垂直に立て、穂先から通した塗料の容器をいちばん下まで降ろします。BA1断面2新聞紙2015105※混合比、可使時間、乾燥時間など、必ず取扱説明書の指定に従がってください。混合直後から硬化が進む「二液性エポキシコーティング剤」などと違い、「二液性ウレタン塗料」は、製品によって、混合後ある程度の時間を置いてから塗った方が仕上がりが良くなる場合があります。1回の使用量なども含め、お求めのプロショップ様、あるいは塗料の製造メーカー様におたずねください。この時、キャップ内の生ゴムの中心は、上に引っ張られて1のような状態となりますが、生ゴムとブランクの間に塗料が入り込むように、容器を少し持ち上げて2のように調整します。?いよいよ塗ります。2015105容器を外す穂先開け放ったサッシなどテープなどでしっかり固定※クリア系塗料は、ブランクの地肌が見え、仕上がりが美しいです。※白色をきれいに仕上げるのは難度が高く、馴れるまでは、「乾いては塗り、乾いては塗り」を数回行わなう必要があります。失敗したらシンナーで塗料を拭き取って再チャレンジ!※完成色を「赤」や「黄」にする場合は、下地に「白」を塗らないと、狙いの色が出にくいです。※使用した容器は、残った塗料を乾燥させてから取り除くと、楽に塗料が剥がれます。新聞紙穂先※使った生ゴムは1度で捨てず、何度か使ううちに穴とブランクとの馴染みが良くなることがあります。その場合、使用後に生ゴムをシンナーに漬け、塗料を拭き取って保管します。容器に塗料を移し、しゃがんだ姿勢から立ち上がり、容器をひと息に持ち上げそのまま容器を穂先から外します。塗装後、液だれが起こりやすいのは穂先部です。その処置として、塗装に触れないスペースに穂先を下にして吊り下げ、乾燥を待ちます。- P.5 -