FUJI TACKLE PLUS +

FaceBook

FaceBook

FaceBook

SHOP ~INTERVIEW~

CUSTOM FISHING GEAR HOOK UP !(フックアップ)

今回のFUJITACKLEPLUS+ ショップインタビューは、歴史的合戦の地として有名な桶狭間が舞台。
現在は閑静な住宅街が広がっているが、車で走っていると道路にアップダウンがあり、その昔この地が丘陵地帯であった名残を感じる。
そんな閑静な住宅街に今回の目的地のプロショップはあった。
店舗兼住宅のそのプロショップは、外観から釣具を扱う店だと想像するのは難しく、シックでおしゃれな佇まいである。

そう、愛知県初のショップインタビューにご登場いただくのは 「HOOK UP ! (フックアップ)」だ。

駐車場に車を止めさせていただき、店内に入るとフックアップ代表である佐野さんが出迎えてくれた。
 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 

 

店内に入り、まず気づくことは一般的な釣具と言われる商品は一つもない。

ある意味では、店舗外観とマッチした店づくりになっている。

カスタムロッド用品の展示とあわせ、遊び心溢れるディスプレイは、ものづくりに興味のある男性なら、きっとワクワクするにちがいない。

これだけで、佐野さんのセンスの良さに引き込まれてしまう。

 

 

②-2
店舗入り口正面にあるディスプレイ
 

 

③-2

綺麗に塗装されたパイプシート達

 

 

佐野さんに挨拶をした後、店内奥にあるカスタムロッドスペースに座り、インタビューが始まった。

 

 

まず、フックアップと佐野さんの経歴について伺う。

「もともと私は金型を設計製造する会社に務めていました。その職場では3Dキャドやプログラミングを主に担当していたのですが、1999年頃から名古屋港の老舗ルアー船で、ボートシーバスのキャプテンも務めるようになりました。

その後会社を退職し、ガイド業に専念していましたが、当時は今のようにボートシーバスと言ってもなかなか理解して貰えず、9ftのシーバスロッドを持ちこんでくるお客様がいるような状況でした。

当然、ボートシーバスで、9ftのロッドを扱えるはずはなく、何度も釣り人や釣具店に営業活動に出向き、丁寧に説明してもなかなか理解して貰えなかったのです。そんな地道な活動をしていたのですが、ある時『自分で提案ができるプロショップをはじめてしまおう!』と思ってしまったのです(笑)」

 

 

なるほど、現在はボートシーバスも認知され、専用ロッドも購入できるようになったが、20年前にシーバスと聞いて9ftのロッドを持ち込むのも無理もない気がする。しかし、自らプロショップを経営してしまおうと考えた佐野さんの行動力への驚きと内に秘めた情熱を感じる。

 

 

引き続き、佐野さんは当時のことを語ってくれた。

「プロショップを始めた頃は、SALTWATER PROSHOP HOOK UP ! として、ソルト関係の商品や自らデザインしたルアーの販売、ボートシーバス用のカスタムロッドをメインに商売をしていました。ボートシーバスのキャプテンとしての経験をカスタムロッドに込めましたから、多くのお客様から“このロッド扱いやすい”と評価してもらえました。また、ボートシーバスが本格的に流行り出す前にカスタムロッドの制作をしていましたので、口コミで多くの方に使っていただき、本当のボートシーバスを楽しんでいただけたと思っています。

その後、さらに口コミは広がり、ボートシーバス以外のブラックバスや手軽なライトソルト、海外遠征用のヘビークラスのロッドまでカスタムの依頼がくるようになりました。

カスタムの依頼が増えるのとあわせ、前の店が手狭になり10年前にこの場所に移転してきたのです。

その移転を機にカスタムロッド専門店として、“SALTWATER PROSHOP”から“CUSTOM FISHING GEAR”に変え「HOOK UP !」はスタートしたのです。

今ではルアーに限らずエサ釣りなど様々なジャンルのお客様の依頼にお応えし、カスタムロッドの制作範囲は、ワカサギ等の繊細なものからマグロ、GT等の大物まで対応しています。また、個人のお客様からの依頼だけでなく、他ショップや船宿等のOEMカスタムロッドを小ロットからお受けしています。」

 

 

佐野さんからフックアップが多くのお客様から信頼を得て、大きく成長していった過程を伺ったが、ボートシーバスが流行り、大手釣具メーカーが参入する前にいち早くカスタムロッドを手掛けるタイミングの良さに佐野さんの先見の明を感じる。

 

 

では、フックアップは、どのようにお客様からカスタムロッドの依頼を受けるかを質問してみる。

 

「フックアップでは、お客様からのご要望を一通りお聞きしたのち、長年のカスタムロッド制作で得たノウハウを味付けし提案するスタイルをとっています。

多くのお客様は、頭の中にあるイメージを言葉にしてご依頼いただくので、制作に入る前に“目に見える形”にするように心掛けています。特にデザインに関しては、パソコンの画面上でお客様と確認し合えるようにし、塗装もサンプルをお見せして決めていただけるようにしています。」と佐野さんは説明してくれた。

 

 

 

④-2  ⑤-2

ロッドデザインを目に見える形に              ラメ入り塗装は三段階のサンプルで

 

 

⑥-2  ⑦-2

スレッドカラーも色調サンプルでお客様の要望に細かく応える

 

 

⑧-2

ラメ入り塗装と合わせたスレッドでガイド巻きする佐野さん

 

 

カスタムロッドスペースで、お客様の頭の中にあるイメージを引き出すコミュニケーションツールを紹介いただいたが、ここにフックアップが多くのお客様から信頼を得てきた真髄を見た気がした。

フックアップは、このようなコミュニケーションツールばかりではなく、店内のある什器にも既製品は見当たらない。

「カスタムしないと気が済まないのです」と佐野さんがおっしゃるようにお客様が見やすいだけではなく、楽しくパーツ選び出来るディスプレイにも佐野さんのこだわりを感じる。

 

 

⑨-2

ガンダム世代にはたまらないパイプシート用ケース

 

 

⑩-2  ⑪-2

TORZITEガイドの陳列もひと工夫(SiCと比較)

 

 

⑫-2  ⑬-2
車輪止めもロッドラックに               FUJIステッカーも時計に !?

 

 

最後に佐野さんにカスタムロッドについて、お話しいただく。

「カスタムロッドを難しいと考えている方が多いと思います。でも、いきなりプロレベルのクオリティーを求めなければ、思っているよりもカンタンで、プラモデル感覚で楽しめると思います。

実用性のあるプラモデルとでも言った方がわかり易いかもしれません。

トップガイドを交換するのも、グリップをEVAからコルクに付替えるだけでもカスタムロッドです。

世代によって違いがあるかもしれませんが、子供の頃にガンダムのプラモデルやミニ四駆で遊んだ経験のある方なら、カスタムロッドの楽しさをわかっていただけると思います」

 

 

佐野さんにカスタムロッドについてお話をいただいたが、「お客様のご要望にお応えしたい」という気持ちが、HOOK UP店内には溢れているのがわかった。

 

 

愛知県初のショップインタビューとなった今回、緻密な計算のもと様々なコミュニケーションツールを駆使しお客様のご要望に120%応える匠に出会うことができた。

 

歴史的な合戦の地である桶狭間、合戦では信長軍の戦術的な奇襲により今川軍を打ち破りましたが、ここ「HOOK UP !」には、コミュニケーションツールという武器と高度な技術をもった匠が、ご要望にお応えするために“あなたの心の中”に攻め込んできますよ !!

 

 

⑭-2

お客様の好みに合わせた提案にこだわる佐野代表

 

 


HOOK UP!(フックアップ)

http://pro-hookup.com/

・住所 〒458-0922 愛知県名古屋市緑区桶狭間切戸1302番地
・TEL/FAX 052-623-4789
・営業時間 12:00~20:00
・定休日  日曜日/月曜日

 


(メモ)

HOOK UP !(フックアップ)には、お客様のご要望に全力で応える匠がいます。
また、遊び心がつまった店内は、忘れかけていたワクワク感を蘇らせてくれるでしょう!
ぜひ、頭の中にあるイメージを匠に相談してみて下さい。きっとあなたが理想とするカスタムロッドに出会えるはずです。

+NEW ENTRY

+CATEGORY

+ARCHIVE