1.スパイン出し
ブランクのスパイン出し
スパインの見つけ方は2通り!
バット部の「スパイン」を重視した見つけ方
竿尻を床や机の上に置き、竿先を手の平に乗せます。次にもう一方の手の平でブランクを押しながらゆっくり回すと、クルッと反発するところが「スパイン」です。この時「スパイン」は真下にありますので、その正反対に当たる真上に仮の印を付けます。
ティップ部の「スパイン」を重視した見つけ方
竿先を持ち、穂先部を支えるようにします。ブランクをゆっくり回転させると、ブランクが安定して止まるところと、安定しないで回転しようとするところがあります。
これは「スパン」があるためです。このとき竿尻は、安定する状態で最も低く、安定しない状態で最も高い位置になります。
これは、安定する状態では竿の側面に、不安定な状態では竿の上面に、それぞれ「スパイン」があることを示しています。
スパインとロッドコンポーネントの位置関係
一般的には、ベイトキャスティングロッドの場合は「スパイン側」に、スピニングロッドの場合は「スパインの反対側」に、それぞれガイドを取り付けます。
キャスト時の「スパイン」はロッドの下側になり、ロッドをねじれず真直ぐに振ることができます。
しかも魚を釣り上げる時の「スパイン」はロッドの上側になるので、ロッドパワーが最大限に活かされます。