2.グリップの取り付け
リアグリップの接着
取り付け前にしておくこと
①各コンポーネントをブランクに通して仮組みし、ブランクへのマーキングと加工、寸法調整のプランを立てましょう。
②接着前に、ブランクをアルコールで拭いてください。また、はみ出した接着剤は素早く取り除き、その跡をすぐにアルコールで拭いてください。
③慣れないうちは、ひとつずつを確実に接着し、落ち着いて工程を進めましょう。
リアグリップの接着
1.糸を巻いて寸法調整
ブランク径とグリップ内径寸法にすき間があれば、糸を巻いて調整します。ブランクのテーパーを考え、すき間の大小によって糸の太さを変えます。
糸は密に巻かず、少しすき間を空けます。何重にも巻き重ねないようにしてください。糸は、グリップを押し込んだ時に接着剤が均等に行き渡るようにする効果もあります。
※コアテープを使用する方法は、パイプシートの接着を参考にしてください。
2.瞬間接着剤で数カ所を固定
グリップを押し込んだ時に、糸がずれて一方に寄ってしまわないよう、 瞬間接着剤で数カ所を固定します。
3.グリップを回しながら押し込む
二液性エポキシ接着剤を塗り、グリップを回しながら押し込みます。
はみ出しそうな接着剤はすぐ拭き取りましょう。