ロッドクラフト手元

HOW TO BUILD

誰でも楽しく始められるロッドクラフト

飾り巻き

基本巻き

飾り巻きは、巻き糸によって作る模様のことで、主にロッドのバットセクションの装飾に用いられ、カスタムロッドによりいっそうのオリジナリティを加えることができます。実用面では、ボートロッドのバット部を船べりとの衝突から保護する、あるいはロッドのジョイント着脱時の滑り止めという役割もあります。

ここでは代表的な初歩の技法を紹介します。

糸端の処理や仕上げのコーティング方法は、次をご覧ください。

飾り巻きの初歩となります。装飾性はありませんが、初心者の方が飾り巻きの仕組みを理解するための練習と捉えてください。

模様がシンプルな場合、太めの飾り糸と固定糸を使いましょう。固定巻きに使う糸が細すぎたり色が淡いと下層の糸が透けやすくなります。


1.下巻きと、横糸の準備をします。

横糸は、糸と糸との交点の目印になります。ロッド径のセンターに横糸を真っ直ぐ張り、両端をテープ止めします。真裏にも同じ要領で横糸を張ります。飾り巻きがある程度進んだ時点で抜きます。

2.飾り糸の端をフォーグリップに巻きつけ、テープ止めしたら螺旋の巻き上げを始めます。

目的は糸のほどけ防止なので、きれいに巻く必要はありません。しっかりと巻きましょう。

3.糸と糸の間隔を決め、等間隔に一定の角度で巻き上げていきます。決めた地点で折り返したら、
次は逆向きに糸と糸が横糸の地点で交差するよう、巻き上げ時と同じ角度で巻き下げていきます。

4.終わりまできたら、再びフォーグリップに巻きつけ、テープ止めし、糸をカットします。

5.飾り糸の端を、固定巻きします。

数周巻いたところで、最終的に端が出ない長さに飾り糸をカット。

途中で抜き輪をはさむことを忘れずに巻き進め、終わりまで巻いたら、糸端を止めて完了。

飾り巻きは、糸の重なりが多いため、いきなり塗ると気泡が生じやすいです。

最初にカラープリザーバーを塗り、2日間乾燥させ、念のためもう一度塗ってまた2日間乾燥させ、それが完全に乾いてから、二液性エポキシコーティング剤を2回、3回と厚塗りすると良いでしょう。

カラープリザーバーがない場合は、うすめ液で薄めた二液性エポキシコーティング剤をしっかり染み込ませながら塗り、乾燥したらまた塗り重ねることを心がけてください。

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