INTERVIEW
社員インタビュー
Made in Japanにふさわしい
新工法を確立したい
部署の垣根を越えてお互いを支え合える環境
富士工業を志望した動機はワークライフバランスを実現できる企業だと感じたためです。前職では人手不足で他者との連携が取れず、仕事を一人で抱えていたので残業が増え、精神的な負担が大きい状況が続いていました。転職活動時に富士工業の募集要項を確認した際に「ワークライフバランスの取れた職場環境」がアピールの一つにありましたので、面接時に「残業を減らすために心掛けていることは何か」と質問したところ、「トラブルがあれば関係者を集めて打ち合わせし、必要に応じて部署の垣根を越えて応援要請をして全員で対処する」とお聞きしました。全社一丸となって業務を遂行する姿勢やワークライフバランスの取れた職場環境を維持する意識を感じ、入社を決めました。
課題を乗り越えた先にやりがいがある
私の業務内容は製造設備の設計や治具製作です。3D CADを使用して設計し、工作機を使用して製作も行い、設備組立、評価、導入まで携わります。新製品の立ち上げでは納期に間に合うよう、生産に必要な設備や治工具を事前に準備しなければなりません。導入できた設備や治工具が問題なく運用されると安堵します。
また、富士工業は中国工場で一元生産を行っていましたが、現在、日本での第二製造拠点構築を進めています。中国で実施している製法をそのまま立ち上げるのではなく、Made in Japanにふさわしい製品・工法をゼロから創造する「創造的製造業」をビジョンに掲げています。新工法確立には技術面やコスト面で様々な課題がありますが、チームで意見を出し合って課題克服に挑んでいます。
創造的製造業の新工法を形にしたい
これからの目標は二つあります。一つ目は現在の生産工程を見直し、作業者への負担が少ない設備や治工具を設計・導入して、省力化に貢献することです。二つ目は「創造的製造業」の新工法を目に見える形で成果として示すことです。どちらの目標も新たな技術を作り上げる必要があり、その達成には様々な課題が存在します。それらの課題に対して粘り強く試行錯誤を行い、私自身のスキルを向上させることで、目標を達成したいと考えております。
新しい事に積極的に挑戦して、
自分自身の価値を高めていきたい
幼い頃からの釣り好きが高じて釣り具業界へ
私が富士工業を志望した動機は、好きな事を仕事にしてみたいと考えていたからです。幼い頃から釣りが好きで、使っていた釣り竿には富士工業製品のガイドとリールシートが使われていました。就活の時期になり、趣味であった釣りの業界に関する企業を調べ、実際に製品を身近に感じられる新製品開発や製造・生産管理の業務をしたいと思い、富士工業に応募しました。趣味が半分仕事になりましたが、それもまた楽しく、大好きな釣りに関わる仕事に就くことができ、とても充実した毎日をおくっています。
生産管理や購買調達は、縁の下の力持ち
入社して最初に所属した品質保証係は、お客様に十分な満足をお届けできる製品であるか確認する部署です。主に、製品に関する評価・検証や品質に関する問い合わせ対応を行いました。
現在は資材管理係で、生産管理と購買調達を行っています。生産管理は生産の計画を立て、進捗確認や部品の準備などを行います。購買調達は製品に使われる材料や部品を仕入先から調達するのが主な業務です。材料や生産計画が誤ってしまうと社内関係者だけでなく、お客様にも迷惑がかかってしまうためとても重要な部署です。釣り場で富士工業のガイドを使っている方を見かけたり、店頭に富士工業の製品が並んでいるのを見るととても嬉しい気持ちになります。
現状に満足せず、高みを目指してステップアップ
今年も、昨年に続き釣り業界最大のイベントである釣りフェスティバル横浜やフィッシングショーOSAKAで、富士工業のブーススタッフとして製品の紹介をしました。多くのメーカーやお客様から「使ってみたい!」「いつも良いガイドを作ってくれてありがとう」等、ありがたいお言葉を直接聞くことができ、喜びと同時に、これからも魅力ある良い製品を提供し続けていかなければならない責任を強く感じました。2月にはR&Dセンター内に新しい建屋が完成し、富士工業の掲げる創造的製造業も新たな局面を迎えています。私も新しいことに積極的に挑戦していき、製造現場がより円滑に業務を進められるよう改善を行っていきたいと考えています。資格取得や会社での学びを通して知識や経験を増やし、自分自身の価値を高める努力を続けていきます。
分かりやすく、感動してもらえるような
広報活動を展開したい
暖かな雰囲気と高いモチベーションを保てる環境に魅かれて
地元を離れずに安心して働けて、高いモチベーションを保てる環境ということが、富士工業に入社を決めた理由です。「良い環境が良い人を作り、良い人が良いものを作る。」という言葉を入社後に知ったのですが、まさにその通りだと実感しています。面接時には、「今後どうありたいか」について聞かれ、社員の将来について入社の時から考えてくれている会社なのだと思い、面接担当の方が暖かな雰囲気だったことも印象的でした。富士工業への転職について釣り好きの知人に相談したところ、熱く応援され、富士工業は知名度と好感度が高い会社なのだと感じました。大変なこともありますが困ったときには相談にのってくれる方も多く、残業も少ないのでとても働きやすいです。
社内やお客様からの反応が成長の糧となる
私は情報管理係で社内撮影・動画制作・グラフィックデザインなどの広報業務を担当しています。
社内で制作物の出来を褒めていただいたり、お客様から良い反応をもらえるととてもやりがいを感じます。
入社当初はアウトドアが少し好きな程度で釣りは全くの素人でした。しかし社員研修でキス釣りを経験できたり、上司が親身になって相談に乗ってくれたり、釣りを好きになれる環境が整っているので今はレベルアップ中です。社内には釣り好きの先輩が多くいるので、県内外の釣り場や、釣りのエピソードなどを度々聞けるのも嬉しいポイントです。菊川市にあるR&Dセンターは敷地が広く運がよければカモシカと出会えたり、秋にはアケビやキノコが見られるなどとても自然豊かな場所です。過ごしやすい季節は昼休みに散歩をしてリフレッシュしています。
歴史を受け継ぎながら、新たな視点でチャレンジを
今後は、釣りを楽しみながら覚えると同時に、その他の面もスキルアップしてきたいと考えています。毎年、上司と相談して、資格かセミナーを選び受けられる自己啓発制度があります。日々の業務では触れない分野やスキルを学べる機会があるのはとてもありがたいです。
広報は会社の顔になるので、過去からのブランディングを受け継ぎながら、新たな試みも加えて広報活動を展開していきたいです。富士工業の製品はたくさんの釣り人に使われていますが、質の高さやこだわりに気づかずに使ってくださっている方も多くいらっしゃいます。富士工業の認知度を高め、これからも当社の製品が選ばれ続けるように、わかりやすく、興味を持たれ、感動してもらえる、質の良いコンテンツを作れるようこれからも努力を続けていきます。